
いよいよ夏まつりの日が来た。
2日前からやっすんに夏まつり行こうぜと誘われてたが、それを振り切り、俺は舞ちゃんとの待ち合わせの場所に来たんだ。
「18時30分」が待ち合わせの時間。時計をみるとまだ18時になったばかり・・・・・早すぎたかな。
とりあえず近くにあったLOFTで時間を潰す。ブラブラしてるうちに時間が近づき外に出て見る。
向こうから舞ちゃんが歩いてくるのが見えた!?しかも浴衣だ!!思わずテンションが上がってしまった。
「早いね」って言って近寄って来てくれた。浴衣姿の舞ちゃんに少し見とれながら。
祭り会場は凄い人だ。やっぱ多いななんて思いながら、舞ちゃんが人ごみに巻き込まれて離れ離れにならないように腕を掴む。
とその時、声をかけてきたのはヒデだった。ヒデも海で出会った女の子を連れていた。勿論舞ちゃんとその子は友達。
ヒデと俺が目に見えない火花を散らしてるうちに舞ちゃんとその子が一緒に回ろうよと提案!?まさかの展開に少し動揺が走る2人であった。
いつの間にか日も落ちだし。雰囲気も出てきた。あえて言うなら邪魔者はヒデだ。
いつ舞ちゃんを連れてヒデと離れるかと言うことを考えていると少し離れた場所から花火の上がる音が聞こえる。俺たちは共に花火を見に急いだ。夏の風物詩を飾る花火が何千発と上がっている。花火に見とれてるタイミングを見計らって舞ちゃんを連れてヒデから離れた。
花火が終わり。帰路に着く途中。人ごみをさけ、俺と舞ちゃんはゆっくりと歩いていた。
いつ告白しようかと思い心臓は今にも爆発しそうだ。
とりあえず周りに人はいない。この絶好のタイミング・・・今だ!って思った時に限って誰かが出てくる。本当に止めて欲しい。
このままではダメだと思い。勇気を出して舞ちゃんに告白したよ。そのタイミングに限ってよくわからんおばさんがチャリで登場するんだな。
そして思いっきりこっちをガン見だ。本気で恥ずかしいのに。
結果はと言うと・・・OKだった
ガッツポーズする俺の後ろでおばさんの微かな拍手が聞こえた。