エンドロール

サマーウォーズ「男同士の小さな戦い」
あの夏祭りでの告白の後3日過ぎた。
舞ちゃんとはますます仲良く。最近ではやっすんに誘われてもクラブに行かなくなった。
やっすんは俺が冷たくなったと怒っているが、あの舞ちゃんを送って家に着くと同時にヒデから電話があった。
結局ヒデの方も彼女ができたそうだ。

タイミング的にはほぼ一緒だったようだし。俺とヒデの引き分けと言ったところだろうか。
ヒデは自分の方が早いと言い張ってるが。話しを聞いてる限り俺の方が早かったと思う。

そしてこの日、久しぶりに4人で集まった。彼女のできた俺とヒデは清々しい顔をしていた。その逆にやっすんは少し老けて見える。ちょっと遅れてケイトがやってきた。と同時に目を輝かせたヒデの彼女できた自慢が始まったが、ケイトもなんだか清々しい顔をしてやがる。まさかと思い問い詰めて見ると、案の定彼女ができたようだ。しかも相手はあの一緒にバイトしている読者モデルの女の子!!さっきまで勝ち誇った顔をしてたヒデが急に怒りだし、それを必死で止める俺。そしてやっすんは動かなくなった。

ケイトはあの夏祭りの前日に彼女から告白されたらしく。俺らが夏祭りで必死になってた時には彼女ができてたわけだ。
つまり、勝ったと思いライバル意識を燃やしてた俺とヒデは完全にケイトに負けてたわけだ。しかも告白して付き合ったわけじゃなく、逆に告白されて付き合ったなんて完全に負けを認めるしかない。
まさか一番彼女のできなさそうなケイトが一番乗り。しかも完全勝利を収めるとは。世の中分からんもんだ。





あれから、3年が経った。
俺とヒデは彼女ととっくに別れ、この3年の間に3人の女の子と付き合ったが、どれも長くは続かず、今は彼女はいない。
やっすんはと言うと、その次の年の夏に、クラブで出会った女の子と付き合ってるようだ。
そして、ケイトは今でもモデルの彼女と続いてる。
羨ましい限りだ。ヒデと俺はとりあえずケイトに彼女の友達を紹介してもらえるように交渉中だ。